福島県双葉郡大熊町立大熊中学校特設合唱部
演奏曲
夢の世界を(詩: 芙龍 明子 曲: 橋本 祥路)
明日という日が(詩: 山本 瓔子 曲: 八木澤 教司)
「Mass」より Sanctus、Agnus Dei(曲: S. ドブロゴス)(7 日のみ)
流れゆく雲を見つめて(詩・曲: 松井 孝夫)(8 日のみ)
指揮: 佐藤 拓 ピアノ: 竹内 孝子
弦楽合奏: 農頭 奈緒・福本 聖子・藤田 実嘉太・川勝 美歌・山本 萌美(7 日のみ)
紹介
福島県双葉郡大熊町立大熊中学校は、現在東京電力福島第一原発事故で100 キロ以上離れた会津若松市に仮設校舎を置き、現在64名の生徒が在籍している。平成22年度には366名もの生徒が在籍していたので、この4 年間で急激に人数が減少したことが分かる。
本校の特設合唱部は、吹奏楽部員を母体として、テニス、バドミントン、バスケ、剣道部など様々なメンバーで構成され、昼休みの20分間に練習をしている。各種コンクールやイベントに弦楽合奏やジャズトリオ等を入れた伴奏形態で参加しているのが大きな特徴である。
福島県合唱コンクールでのBob Chilcott 作曲「A little Jazz Mass」の演奏は、朝日新聞において以下のように評された。「ステージに運ばれるドラムとベース。大熊町立大熊中の27名の登場は、会場をざわつかせた。歌声を合わせるメンバーの肩は小刻みに揺れ、会場をジャズのリズムで満たした」(平成26年8月31 日)なお本日は、3 年生を抜いた16 名のメンバーで演奏する。