「忘れない、いつまでも」の想いを込めた最後の演奏会！
4年振りの開催となる復興支援コンサート「Harmony for JAPAN 2023」は、同時に一旦区切りをつけるコンサートとなります。
今回のコンサートには、東北からから岩手県久慈市立長内中学校特設合唱部と福島県合唱連盟いわき支部特設合唱団がその元気な歌声を響かせてくれるのに加え、各地から集う５０の合唱団、そして「オーケストラと歌う信長貴富作品６」の合同合唱団が歌で被災地にエールを送ります。
形は変わりますが、これからも「忘れていない」というメッセージを送り続けてまいります。
支えてくださった皆様に心より感謝申し上げるとともに、引き続きのご支援とご協力をお願い申し上げます。
ご挨拶
日々大震災の記憶が薄れゆく中で、合唱を通して心を寄せ思いを新たにする機会である「Harmony for JAPAN」。これまでに多くの出会いと感動そして新たな音楽を創り出して参りました。その存在意義は決して小さなものではなく、被災地の中高生の歌声に心震わせ、合同合唱の高らかな響きに胸が熱くなりました。彼らをして「自らのメッセージが聴衆の皆さんに伝わったことに心を動かされた」と言わしめる場でありました。「群青」は、今や想像を遥かに超える拡がりを見せ、歌う者の心にこの催しの想いを再現しています。
これらの想いは、関わる人々の心の中に生き続けますが、人々が集い実際に声を合わせる場は、一つの区切りを迎えます。
これまでの「Harmony for JAPAN」の歩みを振り返り、共に抱いた感情を再び共有し、歌声と共に今後に繋がる思いを見出す、そんな得難い場所となる予感がしています。一人でも多くの方々のご参加、ご来聴をお待ち申し上げます。
本山 秀毅
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