復興支援コンサート「Harmony for JAPAN 2026」開催に寄せて
「Harmony for JAPAN」の開催もコロナ禍の中止をはさんで12回を数えるに至りました。ここまでの歩みを支えて下さいました皆々様全てに深甚の感謝を申し上げます。
催しは一昨年より「合唱に特化した震災復興」という所期の理念から「この場で得た関係性を生かし東北と音楽で繋がろう」と緩やかに新たな方向を目指しています。今年も多くの公募合唱団の出演に加えて、催しの中核をなす信長貴富氏の合唱作品の合同合唱(吹奏楽との共演)、合唱の未来へ繋ぐユース合同合唱などが2日間にわたり展開されます。
特に今回は、岩手県より高校合唱部の男子メンバーによる合同合唱団と、日本を代表する男声合唱団、山脇卓也氏率いる「お江戸コラリアーズ」をお招きし、それぞれの演奏や合同合唱など、男声合唱の魅力を堪能して頂きます。決して多数とは言えない男子部員が結集して、長岡京の地で得る得難い音楽体験は彼らの合唱人生に大きな指針を与えるに違いありません。是非とも会場にお運び頂きその瞬間を共有して頂きたいと願っています。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
一般社団法人Harmony for JAPAN 代表理事 本山 秀毅


