一般社団法人 Harmony for JAPAN は東日本大震災で被災された地域の合唱活動に特化して、復興支援を進める社団法人です

「 群青」(吹奏楽伴奏版) 初演

「 群青」(吹奏楽伴奏版) 初演

HfJ2015 「 群青」(吹奏楽伴奏版) 初演

詩: 福島県南相馬市立小高中学校平成24 年度卒業生(構成・小田美樹)
曲: 小田 美樹 編曲: 信長 貴富
指揮: 本山 秀毅 合唱: 東北&関西の中学・高校生による合同合唱団
吹奏楽: 長岡京市立長岡中学校吹奏楽部

メッセージ

東日本大震災から4 年が経とうとしている。政治の世界を覗くと、まるで4 年前の出来事などなかったかのように暴力的に物事が押し進められており、憤る力や訴える声すら奪われる感覚に襲われる。そんな折、Harmony for JAPAN の活動が継続し、その輪が広がっている様子に接すると、再び心を取り戻すことができる。勇気が湧いてくる。HfJ に携わるすべての方々に感謝と敬意を捧げたい。
私の作曲・編曲の仕事は極めて微力だが、志を持つ人々が集う「場」としての役割が果たせるならこれほど嬉しいことはない。今年は新たに「群青」の吹奏楽伴奏版を編曲させていただいた。東北と関西の中高生がこの「場」に集ってくれることが嬉しい。
合唱とオーケストラの企画に関わらせていただくのも今回で3 回目となった。これらの貴重な経験が私にとってどれほど糧になっているか計り知れない。本番に立ち会えないことが残念でならない。
拙作「くちびるに歌を」の中に「人のためにも言葉を持て」という歌詞がある。このフレーズが、いま、切実に響く。音楽どころではない、そんな世の中を私たちは欲していない。言葉を持て。持たねば。
日常を静かに営むこと。歌うこと。その先に復興も、平和も、あると信じている。

信長 貴富

長岡京市立長岡中学校吹奏楽部

私達のクラブは「仲間との和を大切にし、よりよい活動、音楽をつくりあげよう」を目標に毎日楽しく活動しています。今年度は8月に行われた京都府吹奏楽コンクールにおいて2・3年生50名で編成するA 組と1・2年生27名で編成するB 組の両部門において金賞を受賞し、A組では7年ぶりに京都府代表として関西大会に出場し、銀賞を受賞することができました。
3月には、長岡京記念文化会館において定期演奏会を開催させていただいております。昨年度は多くの皆さんにご来場いただき盛大に開催することができました。その他にも校区の小学校をはじめとする地域の様々な行事にも積極的に参加し、地域から愛されるバンドをめざして頑張っています。

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